沖縄県薬剤師会ドーピングホットラインではドーピングに関する質問を受付けております。
日本アンチドーピング機構認定スポーツファーマシストは、最新のドーピング防止規則に関する
正確な情報・知識を持ち、競技者を含めたスポーツ関係者などに対し、薬の正しい使い方の指導、
薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、スポーツにおけるドーピングを防止することを
主な活動としています。
 
 
           
 
沖縄県薬剤師会 ドーピングホットライン 
 098−963−8935 (平日:9時〜12時 13時〜17時)
 
 
Q1:サプリメント・健康食品の摂取について
国内外で多数の健康食品・サプリメントが入手できますが、世界アンチ・ドーピング機構はスポーツでのサプリメントの使用を推奨していません。
サプリメントや健康食品は医薬品とは異なり、成分表示についてはすべてが記載されているとは限らず、表示された成分に禁止物質が無くても、製品が禁止物質を含まないという保証はできません。近年、ラベルに表示しないまま、不正に興奮薬やステロイドなどの医薬品成分を添加したサプリメント製品が流通し、そのような製品による陽性も毎年報告されているため、製造基準や製品管理の品質が不明な製品の使用は避けることが賢明です。
(参考:薬剤師のためのドーピングガイドブック2016年版(日本薬剤師会・日本体育協会))
 
 
Q2:漢方薬について
漢方薬を構成する生薬には、それぞれたくさんの成分が含まれており、1つ1つの成分が禁止物質にあたるかどうか特定するのは困難です。
漢方薬にも明らかに禁止物質を含むものがあり、例として、麻黄には禁止物質のエフェドリンやメチルエフェドリン、プソイドエフェドリン等が含まれていることがあり注意が必要です。
(参考:薬剤師のためのドーピングガイドブック2016年版(日本薬剤師会・日本体育協会))
 
 
Q3:“禁止物質を含む医薬品を服用してしまったが、服用をやめてどれくらいの期間があれば大丈夫か?
以前には、医薬品の持つ体内からの半減期(体内に残っている量が半分になる時間)の5倍から10倍の時間という考え方もありました。しかし、分析機器の進歩によりどんなに微量であっても体内から検出されてしまう可能性は残ります。また、医薬品により、体内からどのくらいで消失するかについて個人差も大きいのです。
このようなことを考慮すると、安全な期間を責任を持って答えることは難しいと考えます。禁止薬を使用しないように細心の注意を払い、必ず確かめてから使用するようにしてください。