署名活動の記録   
     
   
 
     
     
 
 
 
     
   沖縄県内の国公立大学に薬学部(科)の創設を求める署名活動への
ご協力依頼について(お願い)
   沖縄県薬剤師会は、琉球大学を最優先とした沖縄県内の国公立大学に薬学部(科)の創設に向けて、積極的に活動をしております。
 この度、国、県行政、大学当局に県民の要望を分かっていただくために署名活動を実施いたします。沖縄県医師会、沖縄県歯科医師会、沖縄県看護協会からも賛同を得ており、県民の皆様からのご協力を経て多数の署名獲得を目指します。何卒、積極的なご協力を賜りますよう厚くお願い申し上げます。
 西普天間返還跡地に検討されている国際医療拠点構想の中に「高度医療・研究機能の拡充」「地域医療水準の向上」
「国際研究交流・医療人財育成」の三つの柱が掲げられています。同地区への琉球大学医学部および同付属病院移転整備基本計画の中には「沖縄の天然資源利用による創薬研究」があり、琉球大学に薬学部(科)が創設されれば「医薬協働」により相乗効果が得られ、効率的な研究体制ができると考えられます。
 全人口のうち、高齢者が21%を超え「超高齢化社会」を迎え、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供を目的とした「地域包括ケアシステム」の整備を国は急いでおり、その中で薬物療法を支える薬剤師の役割は大きくなっています。しかし、離島県である本県の薬剤師数は人口10万人当たり全国平均の181人に対し沖縄は134人で、これは全国平均の74%で全国最下位です。北部や離島についてはさらに深刻な状況で、全国平均の50%程度となっています。地域間格差の無い県民医療水準の向上のために沖縄県は薬剤師の確保に力を入れることが喫緊の課題です。
 本県で薬剤師になるには、現状では本土の薬系大学に進学しなければなりません。2017年度の調査によると、全国には私大を含めて73大学があります。私立大学が56大学で定員1万662人に対し、国公立大学は17校で定員746人となっています。
 九州には国公立大学は3校しか無く、定員はわずかに125人です。志望者の大多数が私立大学に進学しますが、6年間の平均授業料は国公立大学の350万円に対し、私立大学は1200万円と高額です。その他に生活費等もかかるので、県民所得が低い沖縄の保護者にとって負担は相当に重いものと思われます。県内に薬学部(科)があれば保護者の経済的な負担が軽くなるだけでなく、逆に、県外から優秀な人材が入り沖縄県の学術研究水準の向上につながるのではないでしょうか。
 沖縄県内だけでなく、日米、アジアを含め世界でも活躍できる、医療の担い手としての質の高い薬剤師を養成しつつ地域医療の水準を向上させるためにも、本会は沖縄県内の国公立大学に薬学部(科)の創設を要望していきます。国公立大学には国全体としての定員枠が設けられており、目的の達成には非常に厳しいものがありますが、それでも県民が要望し、行政、議会、大学当局と関係団体が力を合わせて国に働きかければ道は開けると思います。
 
  沖縄県薬剤師会 会長 亀谷浩昌   
 

平成30年4月11日(沖縄タイムス社提供)
 
 

平成30年4月11日(琉球新報社提供)
 
 

平成30年4月9日(琉球新報社提供)
 
 

平成30年3月8日(沖縄タイムス社提供)
 
 

平成30年3月6日(沖縄タイムス社提供)
 
 

平成30年2月19日(琉球新報社提供)
 
 

 平成29年12月21日(琉球新報社提供)
 
 
 
平成29年10月1日(琉球新報社提供)
 
 
 
平成29年9月27日(沖縄タイムス社提供)
 
 
薬学科設置に関する要望について
 
   琉球大学医学部および同附属病院の移転整備基本計画の、先端医学研究センターの基本計画には「沖縄の天然資源利用による創薬研究」があり、6つの研究部門にも「創薬部門」について記されています。これらの目的を達成するには薬学部門を専門とする研究体制が欠かせません。また、国が進める地域医療水準の向上を果たすための医療チームの中の薬剤師や地域包括ケアシステムの一翼を担う多職種連携の構成職種である薬剤師の確保にも配慮が必要です。しかし、離島県である本県の人口10万人あたりの薬剤師数は全国最低であり、本島北部地域や離島においてはさらに輪をかけて少ない状態にあります。
 沖縄県薬剤師会は、「質の高い薬剤師の育成」「薬剤師不足の解消」「県内進学による保護者の生活費負担の軽減」のために琉球大学医学部への薬学科設置の実現を求めていきます。
 9月25日(月)に林芳正文部科学大臣、9月26日(火)には江ア鐵磨内閣府特命担当大臣、上野賢一財務副大臣、加藤勝信厚生労働大臣を表敬訪問し、米軍施設「西普天間地区」返還跡地に移転が予定されている琉球大学医学部への薬学科設置の要望書を提出してきました。
 
   




 
 
 
 
 
平成27年5月30日(琉球新報社提供)